マリオカート64は○○を熱くする
マリオカート64とは
マリオカート64とは、任天堂が1996年に発売したレースゲームである。マリオカートシリーズの第2作目。
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国内で最も出荷本数の多いNINTENDO64用ゲームソフトだそう。スマブラより売れてるんだ。知らなんだ。
マリカー・スマブラの両ロクヨン作品は当時の小学生の必須科目みたいなものだった。
でもぼくはプレイしたことがなかった。理由は後述。
ストーリー
マリオカートにストーリーなど存在しない。
しないよね?ぼくが知らないだけだったらご教授ください。
走りたいから走る。それだけで良いんじゃないかな。
エピソード
ぼくは根っからのプレイステーション派を気取っていたのでロクヨンは持っていなかった。プレイステーション派は硬派なんや。浮気はしない。
というのは冗談で、単に買ってもらえなかった。
そのわりにプレイステーション2は初期ロット品を買ってもらったが、例のごとく壊れたので2代目を買ってもらえた。
うちの両親・祖父母がソニー信者の可能性が…
そんなことはどうでもいい。
ぼくがマリオカート64にはじめて触れたのは大学生のとき。
「大学生になったら一人暮らしして誰にも邪魔されずにゲームし放題やんけ!うっひょ」と妄想をたくましくしていた割りに、入学してからはあまりゲームをしなくなっていった。
理由は純粋にリアルが充実しだしたことと、一人暮らしでゲームを買う金が無かったから。
当時はコンビニが歩いていけるところにあるだけで、めちゃくちゃ都会に出てきた気がしていた。田舎者の都会基準はコンビニだ。
大学のすぐ近くに下宿していたぼくのマンションは当然みんなの溜まり場となった。
コンビニの夜勤のバイトをしていたため、生活のリズムがぐちゃぐちゃになり昼夜を問わずうちには人が遊びに来ていた。
女の子ばかり3人が泊まりに来たこともある。こちら生物学上は一応男なんですけど!!!カミングアウトしたわけでもないのに。「りょっちゅなら安心だし~」と言われていた。なんなの。モロバレなの。
そんな状況なので我が家で宅飲みが頻繁に行われていた。
中だるみしてきた宅飲みを盛り上げる鉄板ツールが、怖い動画とマリオカートである。
マリオカートをやるためだけにわざわざ近所の古市からハードとソフトの中古品を買ってきた。コントローラーはみんながこぞって持ってくるので8個くらいあった。7畳ひと間ではこれだけでも地味に邪魔!
さて、マリオカートにはバトルコースという、タイムを競うのではない対戦モードが搭載されている。
自分のカートについている3個の風船がなくなったら負けというルールで戦う。風船はアイテム攻撃を受けた場合だけでなく、カート同士の衝突によるスピンや、コースアウトでも失われる。
スピンでも風船が割れるため、重量級キャラクターが有利な気がする。
よく使用していたのはドンキーコング。というか友達に勝手に選ばれていた。理由は似てるから。ふざけるな。
宅飲みでこのバトルモードが盛り上がる理由は単純。負け=飲みという簡単な式だ。
この単純な図式が阿呆な大学生を熱くする。
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