【ファイナルファンタジー8】いまだからこそFFⅧは再評価されるべき
FINAL FANTASY Ⅷとは?
FINAL FANTASYⅧとは、1999年にスクウェアから発売されたプレイステーション用RPGソフトである。
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キャラクターはフルポリゴンで表現され、美麗なムービーシーンの最中にキャラクターを動かせるなど当時最先端の技術を使用し、歴代FFのなかで最高の売上を記録した。また、シリーズ上初めて主題歌を採用しており、「Eyes On Me」は第14回日本ゴールドディスク大賞洋楽部門のソング・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
システム面ではジャンクションシステムという難解なシステムを搭載している。
またレベルが上がると併せて敵も強くなるという仕様もあり、理解できなかった多くの小学生をクリアまでたどり着かせないという
さらにヒロインであるリノアがあざとすぎる、空気が読めない、中古であるなどと一部ユーザーから不評を買い、スクウェア三大悪女にカウントされてる場合もある。
上記のとおり、以降のFFの売上を減らした戦犯のレッテルを張られていることも多いが、先述のジャンクションシステムを上手く使えば、序盤からキャラクターを大幅に強化したり、低レベルのままクリアできたりとやりこみゲーとしては非常に高い評価を得ている。
システムさえ理解できてしまえばさまざまな楽しみ方のできる玄人好みのゲームといえるかもしれない。
ストーリー
SEEDと呼ばれる傭兵養成学校バラムガーデンに所属する主人公、スコール・レオンハート。スコールはライバルであるサイファー・アルマシーと戦闘訓練中、サイファーの反則技によりで顔に傷を負ってしまう。
保健室で目を覚ましたスコールを担当教官であるキスティス・トゥリープが迎えに来る。
その後スコールはSEEDとなる試験を受けるため、炎の洞窟での試験・戦争状態となっている大国ドールの実地試験に合格し、ガーデン所属特殊部隊SeeDの一員となる。
その夜、行われたSEED就任パーティーで、スコールは少女リノア・ハーティリーと出会う。
SEEDへ任務の依頼にきた彼女と行動を共にすることになる。
それまで他人と深く関わることを拒絶してきたスコールだが、彼女の自由な生き方に、次第に影響され変わっていく。
一方その頃、突如、大国ガルバディアが全世界に向けて宣戦布告、その演説をする大統領の傍らには人々の記憶から消えかけていたかつての恐怖の象徴「魔女」の姿があった…
所感
なんと本日(2019年2月11日)でFFⅧが発売されて20周年だそうな。いやぁ~、おめでたい!!!
そしてそんなに時間がたったという事実にゲロ吐きそう。そりゃぼくもBBAに片足つっこんじゃってるわけだ。やだわ~。
概要でネガティブなことっもつらつら書いたけれど、ぼくはFFⅧが好きだ。
初めて自分でプレイしたFFだし。
たしかに子どものときはジャンクションシステムが理解できなくて(当時10歳)「は?クソゲーかよ」と思ったりグリーヴァの名前を「ライオン」にしてしまってラスボス戦で吹いたりしたけどさ。
アルティマニアを手に入れてから評価が225°くらい変わった。
まさかFFⅧはカードゲームだったとはね。騙されたわ?
ミニゲームが攻略難易度をここまで左右するFFは後にも先にもFF8だけだろう。
リノアに悪感情を抱く層はは全然理解できない。
ノンケ男性って処女信仰すごいよね。ぼくがよく読んでいるまとめサイトの人たちが特にそうなだけかもしれないけど。
「おハロ~!」とか「はぐはぐ」とか確かにあざといけどさ、顔が可愛いからいいじゃない。
ブスがやってたら「アンタ何よ!!!ひっぱたくよ!?!?」ってなるけど、とびきり可愛いんだもの。可愛いは正義!それはノンケ界でもゲイ界でも変わらない真理。
ちなみにゲイ受けしそうなキャラクターは雷神。なぜなら短髪マッチョだから。調子に乗ってちなみまくるけど、ぼくはウォードが好き。。。
しかもリノアは愛犬家。見えないけれどアンジェロという愛犬がなんと常に冒険についてきてくれている設定らしい。
言わせてもらう。愛犬家に悪い奴はいない。
愛犬を敵にぶつけて攻撃してる…?知らんな
スコールもクール系のとっつきにくい主人公かと思ったら、違うんだよね。
「俺……本当は他人にどう思われてるか、気になって仕方ないんだでも、そんなこと気にする自分も嫌で……
だから……自分のこと、他人に深く知られたくなかったんだ
そういう自分の嫌な部分。隠しておきたいんだ
スコールは無愛想で何考えてるか分からない奴
みんなにそう思われていればとっても楽だ」
と昏睡状態のリノアに独白するシーンはほんとわかるわ!?って共感の嵐で。
(他人に頼ると……いつかつらい思いをするんだ)
(いつまでも一緒にいられるわけじゃないんだ)
(自分を信じてくれる仲間がいて信頼できる仲間がいて……)
(それはとっても居心地のいい世界だけどそれに慣れると大変なんだ)
(ある日、居心地のいい世界から引き離されて誰もいなくなって……)
(知ってるか?それはとってもさびしくて……それはとってもつらくて……)
(いつかそういう時が来ちゃうんだ。立ち直るの、大変なんだぞ。だったら……)
(だったら最初から1人がいい。仲間なんて……いなくていい)
(ちがうか?)
って語るスコールにも、そうなのよぉ~!って感情移入がすごかった。
思春期の子どもって結構孤独感感じがちだと思うんだけど、そんな少年少女のモヤモヤした気持ちを代弁してくれるキャラクターなんだよね。
スコールたち主人公組はほとんどが17歳で、大人っぽい見た目に反して中身はかなり年相応。
大人になってから再プレイすると、青臭かったり後先考えなかったりといった若さゆえの行動も理解できるようになるし、また新しい見方ができる。
当時子どもだったプレイヤーには今だからこそ再プレイしてほしい。
主題歌の権利関係だとか当時のソースコード?が全部なくなってしまったとかでPSで発売されたFFの中で唯一リメイクられていないFFⅧ。
いつかまたフルリメイクでもして若い世代にも触れてほしいなぁ。
いまのものすごくリアルな映像で臭い息を吐くキスティス先生。ぜひ見たい。