なんじゃそりゃ その顔 センター街

こじらせアラサーおねえのブログ。筋トレ、ゲーム、酒、この目に映るよしなしごと。

ゼノギアスは中二病の母

ゼノギアスとは

 

ゼノギアスとは、1998年にスクウェアから発売された、プレイステーション用RPGである。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【送料無料】【中古】PS プレイステーション ソフト ゼノギアス
価格:1280円(税込、送料別) (2019/2/5時点)

楽天で購入

 

 

正式には「新世代サイバネティックRPG」というジャンルとされている。SF要素だけではなく、ロボットや特撮、心理学やキリスト教等さまざまな分野の要素を含んでおり、ストーリーは非常に難解なものとなっている。

黒ビキニ?セ○クス?一晩3,000G?何のことだかわかりませんね。

その分何度もプレイして深いところまで理解できるようになったり、設定を考察したりとハマるひとはどんどんツボにハマっていってしまうスルメゲー。
もちろん初見でも、格ゲーのようなキャラ戦闘に、ギアとよばれるロボットに乗っての戦闘、魅力ある世界観に濃いキャラクターたちと充分楽しめる。

 

裏FF7とも言われており、FF7開発時のストーリー原案をもとに作られている。
FF7ではクラウドが魔洸中毒に陥った際に「百億の鏡のかけら......小さなともしび......とらわれた天使の歌声......ゼノ......ギアス......」と本作を宣伝してのけた。

さすが全盛期のスクウェア。ぬかりなしである。

 

また、トラウマゲーとして挙げられることも非常に多い。
トラウマの内容を簡単に言うと、主人公とヒロインがおいしそうに食べていた缶詰の中身が、元々人間が変異したモンスターの肉だということが判明してしまうのだ。
言葉で説明するのは簡単だが、美味しそうな食事シーン(なかなかいけるといか言ってたような)からの落差やBGMもあいまって、多くの子どもに一生消えないトラウマを刻み込んだ

「いいえ。わたしは遠慮しておきます。」

 

ストーリー


辺境の村ラハンに住む青年フェイ。彼は15歳の時に記憶を失い謎の男に連れられてラハンの村長に預けられた過去があった。
ラハン村でできた親友、ティモシーとアルルの結婚式前夜、ギアと呼ばれる人型巨大兵器がラハンに落下。
輸送していたギアとそれを追ってきた他のギアも現われ交戦を始め、村が巻き込まれてしまう。

フェイは戦いを止めるべく放置されていたギアヴェルトールに乗り込むが、戦いの最中ティモシーが流れ弾に当たって倒れてしまう。
その光景を目の当たりにしたフェイは不気味な笑みを浮かべ暴走し、敵味方関係なく村を破壊しつくしてしまった。これによりアルルほか多くの村人も命を落としてしまった。
村人はフェイに恐れを抱き、追われるような形で村から旅立つ。

旅の中でソラリスの士官であるエリィや国の奪還を目指し海賊をしているバルトなど個性的な仲間たちと出会い、関わってゆくこととなる。

記憶喪失であるフェイの生い立ちが明かされるにつれ物語は世界の運命を巻き込む事態へと発展してゆく。

 

 

エピソード

 


キングダムハーツに続き、中学2年生時の話をもう一つ。当時のぼくは学年が中2というだけではなく、メンタルも中二病真っ盛りを迎えていた。
「カバンから何でも出せるキャラってよくね?」と思い、通学用のカバンにジャンプ、スパナ、キーウィの置物、ハーモニカ、デジモン、学校の目の前にある商店のきな粉棒のアタリまで思うがままに詰め込んでいた。
デジモンはお腹がすいたのかウンコが溜まったのかピコピコなってしまい、先生に没収された。

 

 


そしてもう一つ、情報屋ってかっこよくね?と思っていた。4組のくせに1組に行ってはじゅりあちゃんの好きな人はどうだとか
3組のふじわらくんがの実家は豆腐屋なんだとかちょこまかと嗅ぎまわり、「情報売るよ!」とうそぶいていた。

残念なことに結局一度も売れることなく情報屋は廃業した。ここに今でもぼくのこころに影を落とす黒歴史が生まれたのであった。
ユニバァァァス!!

 

と、ぼくが不用意にも情報屋なんかあこがれてしまったのは、ゼノギアスに出てくるハマーというキャラクターのせいである。
ハマー自体はちょっと情けない子分キャラといった風であまり格好よくはないが、「情報屋」という響きに魅了されてしまったので。
「情報屋」…今聞いてもうっとりしてしまう。かっこよすぎない?かっこよくないか。そうですか。

 

とまあ今思い出すと恥ずかしくて身もだえしてしまいそうだけれど、ゼノギアスに影響されて中二病を発症してしまったって人は日本全国で3万人はいると思う。


・宇宙からの移民船がシステムに乗っ取られ不時着(墜落?)
・空に浮かぶ不可視の国による下界の人間のコントロール、その国特有の謎言語
・突然聖母に覚醒
・前世もそのまた前世もずっと転生を繰り返しても結ばれ続けるフェイとエリィ
・二挺拳銃でウェルス(ゾンビ)を退治する美少年
・眼帯の海賊、でも本当は大国の王子。国を乗っ取った宰相への反逆を誓う。
・武術だけでも相当強いのに、自ら封印していた刀を解禁し無双
・ロストエルサレム、ゲーティアの小鍵、アーネンエルベ等の意味深でおしゃれなキーワード
・身体がナノマシンの群体でできており、自由に変形させられる。
・自分の乗るギアに実は母親の脳が使用されている
・ギアが宇宙由来の永久機関と融合し、文字通り別次元の存在となる
・士官学校のエリートのみで構成された特殊部隊「エレメンツ」
・主人公の中にに眠るもう一つの人格「イド」

・主人公の前世が思念対で存在
・エンディングで謎に全裸

 

 ぱっと思いつく限りでもこんなに中二発症要素が満載!
もはや中学生くらいの多感な時期にゼノギアスをプレイして影響を受けないほうがどうかしてるってレベル。

きっとこのブログを読んでくださっているあなたにも心当たりがあるハズ。

 

そんな思い出は、胸のカーボナイト装置にしまっておきましょう。