ドラゴンクエストモンスターズは少年に○○を突きつける
ドラゴンクエストモンスターズとは
ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランドとは、1998年にエニックスから発売されたゲームボーイ用ソフトである。
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1998~1999年くらいに神ゲー発売されすぎじゃない?どうしちゃったの平成。世紀末の影響?
歴代ドランゴンクエストのモンスターを育成し、戦闘させることができるというのがこのゲームの醍醐味。要は、ドラクエ5のモンスターパーティー攻略みたいなものだ。だが今作は戦闘で仲間にするだけでなく、配合を行うことで、新たにモンスターを産み、両親のわざを継承させることができるのだ!
これにより、お気に入りのモンスターの能力をALL MAX(残念ながらALL999にはならない)にしたり、マダンテやばくれつけんといった強力な特技だけを覚えさせたりといった遊び方が可能になる。超夢が広がりんぐ。
育成ゲームというのはポケモンにあやかった感じが若干しなくはないが、天下のドラクエが出したのだから、それが正義(ジャスティス)なのだ。
ストーリー
テリーとミレーユは仲の良い姉弟。
ある日突然タンスの中から、マルタの国のワルぼうという精霊によって連れ去られてしまう。
テリーが途方に暮れていると、ふたたびタンスの中からタイジュの国の精霊だというわたぼうが現れる。
わたぼうが言うには、タイジュの国で開催されるモンスターマスターの頂点を決める「星降りの大会」で優勝すれば願いが叶うという。
テリーはさらわれたミレーユを救うため、星降りの大会に参加することを決めた。そして最高のモンスターマスターになるため旅立つのであった。
いぇいいぇいいぇい!!!
ドラゴンクエストモンスターズがコロコロコミック誌上で発表されたとき、ぼくはむちゃくちゃ興奮していた。
だってあのドラクエの歴代のモンスターを連れ歩いて戦わせられるんですよ!?
まだドラクエは3と6しかプレイしたことはなかったけど、既に6のキングス、ロビン2、そしてドランゴでモンスターフェチこじらせたぼくには辛抱たまらんソフトだった。主人公がテリーだというのも素晴らしい。
引換券だと揶揄されるテリーだけど、見た目のかっこよさ一択でわが先発メンバーでかがやくいきを吐き続けるという八面六臂の活躍を見せた彼と再会できるのだ。地味にうれぴー。
コロコロ誌上で最初に発表されたモンスターは(たしか)はなカワセミとドラゴスライムだったけれど。微妙かよ。
最初に仲間になるのはスライムの「スラぼう」。
漫画「スライム冒険記」を愛読していたぼくは、こいつは鍛えたらしゃくねつを覚えるに違いないっ!と鍛えつづけたが、そんなことはなかったぜ。
ドラゴンクエストモンスターズでは、配合を繰り返し強化しないかぎりはモンスターの成長レベルには限界があるのだ。そして、ある程度能力が上がらない限り特技は覚えられない。
そしてなにより、スライムはひのいき(のちにしゃくねつへ成長する)を覚えなかった。つらい。
お気に入りモンスターをパーティーにできるということもあり、中盤~後半はキングスライム・バトルレックス・キングレオで進めていた。
でもラスボスであるミレーユにどうしても勝てなくて、能力の低いキングスライムとバトルレックスはリストラの憂き目にあうのであった。
こうして少年は「愛だけではどうにもならないこともある」という厳しい現実を知ったのであった。世知辛~い!
全然関係ないけど、DQ4・5のキングレオってカードゲームがめっちゃ面白いの。基本ウノルールはウノだけど、キングレオを出すと同じ色のカードを何枚でも場に出すことができちゃう。このカードの存在がすっごい戦略性を産むの。今は手に入りにくいのかもしれないけど、ぜひやってほしいなぁ。
というか、こういうみんなでワイワイやれるゲームをまた出してほしい!
スクエニさん、頼んます!
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