【UNDERTALE】オネエと行く地底の旅①【プレイ日記・感想】
UNDERTALE(アンダーテール)とは!?
「MOTHER」と言うゲームをご存じだろうか。
日本のRPG史を語る上では避けられない超有名ゲームである。MOTHERの影響を受けて作られたゲームは数え切れないほどだ。
「UNDERTALE」をプレイするまでは、よくあるMOTHERリスペクトゲームのひとつだろうと、たかをくくっていた。
というわけで、以前から気になっていた「UNDERTALE」がセールになっていたので購入してみた。(Nintendo Switch版)
やれやれ。安いって正義だわ?
プレイ前に
以前友人から「UNDERTALE」がいかに面白いゲームかプレゼンを受けていたので、事前知識としてはこんな感じ。
・モンスターを倒さずにクリアすることができる(優しい世界!)
・昔懐かしい2Dドット絵ゲーム(DQ11を3DSでドットプレイするくらいには懐古厨なぼくにはありがたい!)
・マルチエンディング(クロノトリガーを思い出すわ?)
不殺プレイがそもそもゲームのシステムに組み込まれてるってなかなか新しいね。
ふつうは逃げてばかりでゲームとしてはつまらなくなっちゃうのが常だけど、うまいことゲーム性を持たせてるのかしら。
とりあえずゲームスタート!
ソフトを起動させると、ドット絵のオープニングデモが始まった。
この画面全体ではなくちょい上部中央に映像が流れて、その下に字幕が出る感じ…
懐かしいわ!?
マリオワールドとか、サンドラの大冒険とか、ミッキーのマジカルアドベンチャーがこの方式じゃなかったかしら?
なんて思い出に浸っていたら、あんまりOPの内容が頭にはいってこなかった。
遠い昔、人間とモンスターが戦争して人間が大勝利!モンスターを地下の世界にとじこめたよ、やったね!!!
そんなモンスターの封印された山の穴に落ちちゃいました。どうなる主人公!運命やいかにっ!ってな内容だった。はず。
デモが終了し、タイトル画面へ。
スタートとせっていしかないシンプルな構成。スーファミのゲームですらニューゲーム、パスワード、オプションの3つくらいはあったわよ?
「せってい」で設定できるのはけってい、キャンセル、メニューボタンの3つの割り当てのみ。
どうやらとことん無駄を排除したゲームみたい。かたや無駄(な肉)だらけのプレイヤー。
正反対のふたりが出会ったとき、ドタバタで非日常な冒険が幕を開けたーーー!
とかならないかなぁ。なりませんか。そうですか。
ようやく本編に
主人公のなまえを決めていよいよ本編スタート。
暗い洞窟のような場所で横たわっている(立ってるの?)主人公。
目を覚ますイベントでもあるのかと思ってちょっと放置したけど、そんなものはなかったぜ!!!
最近のムービーたっぷりのゲームに身も心も染まっちまってたみたいだぜ…。汚れっちまった悲しみに。
ちゃうねん。主人公のドット絵がね、横一本線なわけ。いわゆる糸目。だからきっと気絶して目をつむってるんだなって勘違いしたの…てへ
十字キーに触れてみると何事もなかったかのように動き出す主人公。なんだよ
どうやら大したケガもせず無事着地していたみたい。OPでは結構な高さから落ちてるように見えたけど!?
どうやら落ちた場所から地上に戻るのは不可能なようなので、奥へ進んでみるとお花が地面からニョッキリ話しかけてきた。
「やぁ、ぼくはフラウィー、 お花のフラウィーさ!!」
…かわいいかよ。
どうやらこのお花、この地下の世界での生き方を教えてくれるそうで。いわゆるチュートリアルキャラってやつなんだろね。
親切きわまる~!
UNDERTALEではLV(レベル)はどうやらLOVEの略らしい。さすが優しい世界。
なかよしカプセル(かわいいかよ)に経験値つめてくれるみたい。
親切きわまりねぇ~!!!
フラウィーからすなおにカプセルを受け取るぼく。うれしい。削られるHP。
は?????
HP1なんですけど?????
そして言い放たれる「この世界は殺すか、殺されるかだ」。
いやいやいや!ゴリッゴリの殺意!!!殺意の化身!!!
モンスターを倒さずクリアできる優しいゲームはどこいったよ!!!
このお花だけはずぇったいに成敗すると心に誓った。ケツイで満ちあふれるってこういうことを言うのね!?
ヨッシーアイランドの「フラワーに化けた敵」ばりの顔芸まで披露してくれちゃって。
もう許さないわよ!!!
怒りに任せてぼっこぼこにしてやろうと思っていたら、トリエルというなんだか絶妙にキモい造形のモンスターが助けてくれた。
親切なことこの上ねぇ~!とでも言うと思ったら大きな大間違いだぞコラ!
オマエも獲物を横取りしてこっちを殺そうって算段なんだろ!?そうは問屋がおろさねぇぞ?かかってきやがれぃ!
…かかってこないみたい。遺跡(ここは何らかの遺跡らしい)の奥についてこいと言ってくるトリエル。
「いざ、決戦のバトルフィールドへ!」ってことね?KBF!KBF!
高橋邦子先生は天才
そんなぼくのファイティングポーズを無視して淡々と遺跡を案内してくれるトリエル。
なんなんだこいつは。
フィールド上でのドットは戦闘時と変わってちょっと可愛いし。調子狂うわ…?
パズルを解きながら…というかほぼほぼトリエルが勝手に解いたり過剰なヒントを出し
たりしてくるんだけど…遺跡をずんずん進む二人。
道中でようやくバトルのチュートリアルあり。やっぱあのクソ花はトラップだったんだな。絶対許さないぞ
カエル相手にぶんせきしたりおどしたりしていたらトリエルが追い払ってくれた。
この追い払う時のトリエルの顔が何とも言えずツボに入ってめちゃ笑った。ぜひプレイして確認してほしい。
こんな感じ
(このブログはできるだけ著作権を大切にするつもりだよ!スクショで逮捕怖いもんね!ボンビー!)
遺跡の奥に進んでいくと、用事があるからとトリエルがどこかへ行ってしまった。
これ、あんまり仲良くない人とばったり会ってなんとなく一緒に歩くことになったときのぼくが言い訳につかうやつだ…!
ケータイ(ケータイある世界観だったの!?OPデモの201X年って現実世界とリンクしてるのかよ!)をくれたのでさっそくトリエルに鬼電。
ママと呼んでもいいか聞いてみたり、口説いてみたり…この主人公、サイコパスだわ!?
ケータイの会話だけで何パターンも用意されてて、電話しているだけで楽しい。
やっぱり、テキスト量が多いとキャラクターに感情移入できていいよね。
どんなにグラフィックが発達してもそこに熱が感じられなかったらやっぱりつまらないわ?
ここで待っててねと言われたのですこし放置してみたけどイベントは起こらず。
やっぱり、「待ってて」は「待つな」ってことね?ゲーム界によくある前フリ。
そんじゃいっちょ追っかけてみっか!
てな感じで次回へ続くっ!